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コミュニケーション五訓(自己アピール)

http://www.tenshoku-manual.jp/interview/knowhow/comminication.html

 

コミュニケーション五訓(自己アピール)

書類選考を通過したら、いよいよ面接の場へ何を聞かれる?何をアピールする?不安や疑問はいろいろです。しかし面接前に覚えておくべき五つの心得を紹介しましょう。合否を決めるのは、経験スキルだけではありません。

 

コミュニケーション五訓・熱意だけでは乗り切れない。覚えておきたいアピールのコツ。

1.論理性

論理性はビジネスパーソンに求められる大きな資質のひとつであり、面接においてチェックされる大きなポイント。論理的なコミュニケーションのためにはまず「端的に、結論から」述べることを意識してください。「SDS法」や「PREP法」()といった手法も役に立つでしょう。
はじめに結論を述べて「今から何について説明するのか」の前置きをしておくことで面接官もアピール内容を理解しやすくなります。「はい、そう思います。と言うのも」「○○と考えており、理由としては3つあります。1つは」などといった話し方であれば、「イエスかノーか」「話そうとする要素(考える理由)がいくつあるのか」が事前に分かります。面接官もその心づもりで話を聞ければ、理解が増すというもの。熱意あふれるアピールは大事だが、それが伝わらなければ意味がなくなってしまいます。説得力あるアピールのためには、論理性が必要不可欠だといえます。

  • SDS法/PREPそれぞれプレゼンテーションの手法。具体的内容は以下の通り。
    いずれも共通点は「まず冒頭でこれから述べることを要約する」という点。
  • SDS法:
  • Summary(要約)-Details(詳細)-Summary(要約) といった構成で話をまとめる手法。まず要約を伝えたうえで詳細説明を行い、最後にあらためて内容を要約してまとめる。
  • PREP法:
  • Point(要点)-Reason(理由)-Example(具体例)-Point(要約) といった構成で話しをまとめる手法。まず要点を述べたうえでその理由を説明し、加えてその具体例を挙げる。最後にあらためて内容を要約してまとめる。

 

2.具体性

自分自身の描くイメージ通りに、相手も解釈してくれるとは限らない。アピールには、具体的な表現・具体的エピソードを用いることを意識したいものです。
例えば「コミュニケーション能力があります」と一口に言っても、大きく分けて「伝える能力」なのか「聞く能力」なのか、何をもって「能力があります」と 言っているのか説明するには、より具体的な内容や要素に分解して述べる必要があります。またその結果として得られるものも、折衝や交渉、調整ごとをスムー スに進められたり、的確な議事進行ができたり、あるいは場を和ませられたりなど、さまざま。いずれにしても具体的でないアピールでは説得力も弱くなりま す。あくまで「コミュニケーション能力があります」というのは概論で、まずそこから述べるのはよいのですが、「具体的には」「結果として」といった具 体化は欠かせないでしょう。

 

3.簡潔性

ムダに長く、冗長な話は焦点が合わず伝えたいことが伝わらないことが多いもの。質問の返答やアピールは、要点を抑えつつ簡潔に行うよう意識したいものです。
熱意や緊張のあまり話の中に、あれもこれもと盛り込んでいるうち、長くまとまりのない内容となってしまうことはありがちなケース。何人もの志望者と面接を繰り返している面接が、わざわざ長いエピソードを記憶してくれているという甘い期待はしないほうがよいでしょう。むしろ欲張った結果「コミュニケーション能力がない」と判断されてしまっては本末転倒です。
面接は「演説」の場ではないので、誰が、何を、どうやってといった「5W1H」など基本的な構成・手法を意識し、端的に話しましょう。面接との「会話のキャッチボール」の中で、必然的に伝えたい内容をアピールする場は生まれてきます。

 

4.一貫性

論理的・具体的、かつ簡潔に語っていても、話の中で生じた矛盾が一気にその説得力を打ち消してしまうことは多く、それどころか「きれいごと」と捉えられてしまえば大きなマイナスにもなりかねません。アピール内容には一貫性を強く意識しましょう。
注意すべきは大きく2点。1つはいくつかの質問に答えていくうちに、言っていることが食い違ってくる「会話の矛盾」、もう1つは、これまで積んできたキャリアと今回の転職理由や志望動機に連続性がない「キャリアの矛盾」だ。いずれの場合でもまずは自分なりの「やりたいこと、実現したいこと」に、動かぬ軸や核といったものを定めておくことが必要。そういった事前の準備なく「その場しのぎ」の受け答えをしていては、面接官の突っ込みに矛盾が生じてしまうのは必然といえるでしょう。

 

5.柔軟性

面接とは、面接官とコミュニケーションを取りながら、その中で自分自身をアピールするための場。その意味では、予想外の質問に対しても、その場その場で機転が利かせられる柔軟性をは意識したいものです。
「転職マニュアル」で述べるのも妙な話ながら、いわゆるマニュアル類を丸暗記して面接に臨み、問いかけられた質問に対して「台本」を読み上げるというのはコミュニケーションでも何でもなく、演説や朗読だ。台本にない質問を投げかけられ答えに詰まってしまうのも当然で、面接官に「にわか仕込み」は簡単に見透かされてしまいます。マニュアルを読み、模範解答を知っておくことも間違いではないですが、あくまでも「面接官の視点・考えを知るため」と考えておくべき。自分なりの解釈をし、自分なりの軸や考えをしっかりと持っていてこその柔軟性であり、またそれがあっての「コミュニケーション」であると心得ておくべき。

 

    

面接五訓(面接の心得)

書類選考を通過したら、いよいよ面接の場へ何を聞かれる?何をアピールする?不安や疑問はいろいろです。しかし面接前に覚えておくべき五つの心得を紹介しましょう。合否を決めるのは、経験スキルだけではありません。

面接五訓(面接の心得) / コミュニケーション五訓(自己アピール)

面接五訓・面接前におさえておくべき五つの心得

一、積極性を見せよ!

大前提として、まずは面接官に熱意・やる気を最大限伝えることを心がけよましょう。 いかにスキル経験が豊富な人でも、元気や活気がない、あるいはそもそも入社したいという意欲が感じられないようでは、門前払いとなってしまう恐れもあります。 面接は自分を売り込むPRの場であると考え、やりたいこと、やらせてほしいことを熱意とともに伝えるようにしてください。 また、積極性や意欲というのは、会話だけでなく表情や身振りにも出るもの。 明るい表情、ハキハキとした応対は「何を語るか」以前に最低限求められる要素であると心得ましょう。

 

二、何事もポジティブに!

面接においてはネガティブな考えや姿勢は厳禁。 何事においてもポジティブな考えで臨むべきものと考えましょう。 転職すること自体には不満など、何らかネガティブな要素がついてまわることも多いですが、それを前向きにとらえ、今後どのように改善していきたいのか、 どう変えていきたいのかを考え、「過去より未来」を基本的なスタンスとして持っておきましょう。 実際の面接においては、意図的に苦しい突っ込みや難しい条件を投げかけられる場面も多くなります。 もちろん安易に何でも安請け合いしたりするのは論外ですが、 やはり基本的にはすべて前向きにとらえ、臨むべきと心得ましょう。

 

三、誠実・素直な応答!

「もっとアピールしなくては」と思うあまりに、押し付けがましい自己主張になってしまったり、 あるいは本来の自分より大きく見せようと背伸びや「知ったかぶり」をしてみたり、 あげくの果てには少々のウソをついてしまったりというのは問題外。 相手は幾多の選考を行ってきた採用のプロ。無理して着飾ったところで、 すぐ見抜かれてしまいます。万一にもそれで面接を通過してしまうようなことがあっても、 入社後の自分を苦しめることにもなりかねません。
聞かれたことに対して一生懸命に考え、自分の言葉で伝えようとする姿勢は見せつつ、 分からないこと、答えられない問いかけに対しては素直にそれを伝えるべきです。 面接には等身大の自分で臨むものと心得ましょう。

 

四、落ち着きを忘れるな!

慣れない面接、面識のない面接にあれこれと突っ込まれ面接の場ではアガってしまったり、 緊張してしまったりすることは仕方ないことで、相手もそれは重々承知。 しかし緊張のあまり早口になってしまったり、質問の意図とまったくズレた答えを述べてしまったりするのはもったいないことです。 意識的に普段よりゆったりしたテンポで話してみたり、無理に即答しようとせず、 質問されてから一度しっかりと考えてから答えるよう心がけてみるなど、冷静さを保つ工夫も有効。 ただし、「緊張」と準備不足による「動揺」は違います。 準備不足に突っ込まれてアタフタというのは明らかなマイナスになりますので、 充分な準備あってのものと心得ましょう。

 

五、自信を持て!

面接に挑戦できるという時点で書類選考(一定水準の資質チェック)を通過して、 「会ってみる価値がある」という判断を受けたということ。 誠実・謙虚な姿勢は必要ですが、妙に萎縮する必要はありません。 熱意や意欲、あなた自身の価値をしっかりと伝えれば必ずうまくいくはずです。 充分な準備が自信を生み、その自信が落ち着きや余裕を生み出すもの。 面接に向けて周到な準備を行い、堂々と自信を持って臨みましょう。

 

    

 

 

 

 

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